呼吸測定の仕組み

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『深呼吸』ではカメラを使って呼吸と身体の傾きを測定しています。その仕組みについてご紹介します。

仕組みは簡単で、以下の3つのステップにより行われます。

(1)まずカメラで取得した映像からプレイヤーの顔と胸部の位置を認識します。

(2)そして認識した胸部に注目して、胸部が全体的に上方向に動いていれば息を吸っている、下方向に動いていれば息を吐いていると判定します。動きの認識にはモーショントラッキング技術を使用しています。

(3)次に顔に注目して、プレイヤーの左右の目の位置を特定します。左右の目の位置を結んだ直線の傾きを、身体の傾きとしてゲーム内のキャラクターの動きに反映させます。そのため実は頭だけを傾けてもキャラクターを操作することができます。

呼吸と身体の傾きの測定方法は以上です。思ったよりもシンプルだったのではないでしょうか?せっかくですのでこの測定方法の弱点もご紹介します。

  • カメラの映像を使用しているため、暗い部屋では測定することができません。
  • プレイヤーが真っ黒で無地の服を着ていると動きが見えなくて、これもまた測定することができません。
  • スマートフォンやタブレットを手で持ってプレイすると、呼吸の動きがデバイスに伝わってしまうため精度の高い測定ができなくなります。そのためデバイスは机の上に置いて身体から離してもらう必要があります。

今後は測定精度を高めるとともに、呼吸以外の動き(例えば目の動き)を使った別のゲームも作りたいと思っています。ご意見やご質問がありましたらぜひお気軽にご連絡下さい♪


プライバシー保護について

呼吸検出に用いられたカメラ映像は、処理完了後すぐに破棄され、いかなる形式においても保存・転送されることはありません。呼吸検出の処理は完全にデバイス内で行われており、カメラ映像は一切外部に転送されることはありません。私たちはユーザーさまのプライバシー保護を最優先に考えています。ご不明な点や、より詳しい情報をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。

プライバシーポリシーについてはこちらをご参照下さい

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